イギリスのこと

By: Francisco Antunes

アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
今週は台風の影響か、
涼しい日が続いていました。
秋の気配を感じます。

さて今週、個人的に気になったのは
円安の加速とイギリスの話題。
(あと台湾情勢もですね)

特にイギリスは今週、
新首相が就任したばかりのところ、
昨夜、エリザベス女王が
死去されました。

エリザベス女王は25歳の頃に
即位されてから在位70年7カ月、
96歳だったそうです。

生まれが1926年とのことなので、
調べてみると日本では大正15年、
ちょうど昭和がはじまる年に
あたっています。

私のざっくりとしたイメージでは
女王が在位した時代は、イギリスが
小さくなっていく時代と重なります。

元来、イギリスは1800~1900年の
100年間、世界のトップに君臨し、
当時、約2600万平方キロの領土と
4億人以上の人々がイギリス帝国に
数えられていました。

二度の世界大戦を経て、
一番力を失った戦勝国が
イギリスと言えるかと思います。

戦後は冷戦の終結、EUへの加盟、
そして離脱を経てイギリスは
コンパクトになっていきます。

いっぽう、金融の世界では
どんどんプレゼンスを発揮し、
ロンドンのシティが世界中の
金融機関を呼び寄せ、王室直轄の
小島がタックスヘイブンとして
人気になります。

こうした縮小の100年が
エリザベス女王が在位した時代。
(余談ですが、イメージとして
現在の日本にも重なります。)

こうした激動の時代、
国民から人望のある女王が
お亡くなりになる、というのは
とても象徴的な感じがします。
ご家族のスキャンダルもあり、
大変そうでした。

ご冥福をお祈りします。