ウクライナへの軍事侵攻

By: Francisco Anzola

アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
今日は日中、暖かいですね。
来週月曜で2月も最後、
そろそろ春が来るのでしょうか。

さて、昨日は驚きました。
ロシアによるウクライナへの
大規模軍事侵攻。

現地時間の朝5時、
プーチン大統領が軍事作戦の
実施を表明、その後、ロシア、
ベラルーシ、クリミア半島の
3方向から攻撃を開始し、
多数の犠牲者が出ており、
現在も激しい戦闘が続いています。

一時はホストメル空港が
ロシア軍に制圧されたようですが、
ウクライナ側が奪回した様子。
とはいえ既にチェルノブイリが
占領され、首都キエフも陥落
するのではといわれています。
Twitterでは首都上空で飛行機が
撃墜される動画が流れてきます。

現地では、一般市民を含め
多数の死傷者が出ているとのこと。
30年前の湾岸戦争は空爆が
生中継された初めての戦争と
いわれていましたが、今回は
SNSによって最前線の被害状況が
可視化されています。
見ていると本当につらい…

つい2週間ほど前、北京五輪の
開会式で中国の習近平主席と
肩を並べていたロシアの
プーチン大統領ですが、
このときにはすでに西側からの
制裁を想定していたのでしょう。

そもそもウクライナは
米国などが安全保障をするから
というので当時世界3位規模の
核を放棄した経緯があったはずです。
(1994年:ブダペスト覚書)

今回、米国が欧州に米兵7000人を
増派するようですが、ウクライナ
周辺では最大19万人のロシア軍が
いることを考えるとロシアを
止められないのは明らか。

今日のウクライナ大統領の言葉には
考えさせられるものがあります。

「われわれは孤立無援で防戦している。
 共に戦ってくれる者はいないようだ」

一刻も早い停戦を望むとともに
さらなる火種につながらないことを
願っています。